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上原輝男記念会 上原先生著書からの語録

「上原輝男記念会 上原先生語録集」では元玉川大学教授、上原輝男(文学博士 専攻 心意伝承学)の語録を紹介しています。 非常に多岐に渡っていますが、先生が生涯をかけて探求された、この風土、歴史、文化に根付いた<日本人>ということですべては繋がっています。 多様な価値観によってふだんの生活も国際社会での関りも難しさをます現代社会において、先生の語録は大きなヒントになると考えています。

「馬」①ツイッター033補足

「馬」というものを根源的にどう位置付けていたかという内容です。

*絵馬・神馬など、馬がいなければ神霊は動かない。(平成5年忘年会)

*天上界の動物なんだよ。馬というのは。(平成7年合宿)

*馬と神様を一緒に考えていた。馬は神様の乗りものだから、馬を見て「神様の動向が知れる」と、ついこの間まで日本人は考えていた。(平成六年合宿)

*聖徳太子を何故日本人が気にするのか・・・馬宿の王子だから。キリストも同じだろう。どちらも『馬の精霊を宿している』と考えられた。 (平成五年忘年会)

*馬は神格を運ぶ。だから、絵馬として馬を届ければ神様のところまで運んでいってくれると思っていたんだよ            (平成六年六月例会)
 
次回②としては、「馬に惹かれる人間」という観点の語録を予定しています。
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プロフィール

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上原輝男記念会
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非公開
自己紹介:
本会は、上原輝男の功績を顕彰し、民俗学・国語教育学の発展に寄与する研究と交流を目的として設立されました。

ここでは上原先生が探求された事柄を、広く一般の方々にも知って頂くために、先生のあらゆる分野の語録を紹介しています。

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